寝なきゃいけないのに、眠れない…明日だって会社だし、寝なきゃいけないのに眠れない。
布団の中で何度も寝がえりをうち、時々スマホで時間を見て、無理やり布団をかぶりもぐっていると新聞屋のバイクの音。
「もう3時過ぎ…」
東の空が明るくなって、星が消えていき爽やかな小鳥のさえずりが聞こえ始める・・
「結局眠れなかった…」
時計を見ると、もう6時過ぎ。
さすがにもう起きなきゃ時間。
会社にだって遅刻するわけにはいかないし。
あー、もうサイアク!…なんて経験、あなたにもありませんか。
今回はリラックスできて、質のよい眠りをサポートするアロマの利用方法と、お勧めの香りについてお伝えしますね。
あなたは不眠に悩まされていませんか。
健康な人であっても、月に一度や二度は眠れない日だってあります。
でも、もし眠れない日が月のうち半分以上だとしたら、あなたは不眠症かもしれません。
不眠症かな?と思ったら、あなたはどうしますか。
精神科や心療内科にいってお医者様に「眠れないんです。」と言えば睡眠薬や安定剤を処方してもらうことが出来ます。
でも、睡眠薬や安定剤で寝ると
・薬が残ってしまい寝起きがだるくなってしまう
・長期間服用していると薬なしでは眠れなくなってしまう
こともあります。
本当に、精神や神経の病気で薬の力を使わなくてはいけない時も、もちろんあります。
ですが、ちょっと疲れがたまっていて寝つきが悪い時はアロマの力を借りるのも、1つの手段です。
特別な道具がなくても、精油やアロマオイルで寝つきを良くする方法
特別な道具、例えばディフューザーやアロマランプ等を持っていなくても、アロマ体験をすることはできます。
ここで注意して頂きたいのですが、安眠・リラックスのアロマを使うと多くの人は数分から数10秒で「寝落ち」します。
即効性があり、横になったらすぐに寝てしまうほど効果があります。
ロウソクや火を使う方法は危険ですので安全で簡単な方法を今日はご紹介します。
一番簡単なのは、化粧用コットンに精油やアロマオイルを染み込ませ、枕の下に入れて寝る方法です。
化粧用コットンがない場合はキッチンペーパーやティッシュ、ハンカチでも大丈夫です。
ただし、ハンカチはシミになることもあるので綺麗なお気に入りのハンカチは使わないでくださいね。
手作りルームスプレーはいかが?
ルームスプレーは、寝る前にサッと2-3回お部屋の中にスプレーするだけ。
電気や火は使いません。
ルームスプレーなら火事の心配もなく危なくないので、そのまま眠ってしまっても大丈夫。
小さいお子様や、ペットと一緒でも天然成分ですから安心です。
ルームスプレーの作り方
それでは、早速ルームスプレーを作りましょう。
【準備するもの】
ガラスのスプレーボトル 50ml用
無水エタノール 5ml
精製水 45ml
お好きな精油(エッセンシャルオイル) 10滴
消毒用エタノール 適量
メスシリンダーまたは、計量スプーン
【作り方】
スプレーボトルに消毒用エタノールを容器の1/4くらいまで入れ蓋をして良く振ります。
消毒用エタノールは捨てます。
内側に触らないようにして、乾燥させておきます。
無水エタノールをボトルに入れます。
5mlは、料理用計量スプーンの小さじ1杯です。
精油を入れて、良く振ります。
精油が溶けたら、精製水でいっぱいにします。
使用時は、よく振ってからお部屋にスプレーしてください。
寝る前にバスソルトを入れた入浴を
先週ご案内した、バスソルトも安眠にとても役立ちます。
ポイントは、37度から39度の、ぬる湯にゆっくり浸かることです。
ぬる湯につかると、交感神経の働きを抑制して副交感神経優位になります。
眠る為には副交感神経の働きが必要です。
のんびりゆったりとした入浴時間を楽しみましょう。
じゃあ、具体的にどのアロマオイルがいいの?
単品のエッセンシャルオイルを使用してもいいのですが
ブレンドが良く解らない時は、プロがブレンドしたアロマオイルを使うと、とても便利です。
ヴィーナス
ヴィーナスの主な原料は、イランイランのエッセンシャルオイルです。
イランイランは副交感神経を活発にし交感神経の作用を抑制するので、眠れない時に向いています。
自律神経のバランスを整え、甘いロマンティックな香りで、ゆっくりと身体も心も休ませることができます。
ヴィーナス(ミカエルハンドメイド)《ミカエル・ザヤット》5ml
いかがでしたか。
不眠の時に利用できるアロマオイルはまだまだ沢山あります。
気軽に続けられる方法で、是非試してくださいね。